ドローンの国家資格としてよく聞く
「一等無人航空機操縦士」と「二等無人航空機操縦士」。
名称は似ていますが、求められる役割や責任範囲には明確な違いがあります。
これから資格取得を検討する方にとって、
「どちらを選ぶべきか」は悩みやすいポイントです。
二等無人航空機操縦士の位置づけ
二等無人航空機操縦士は、
業務でドローンを安全に運用するための基礎的な国家資格という位置づけです。
主に、次のような場面で活用されます。
・比較的開けた場所での点検や撮影
・目視を基本とした業務飛行
・企業内でドローン運用を始める初期段階
現場では
「まず二等を取得し、実務経験を積む」
という流れが多く見られます。
操縦技術だけでなく、
航空法や安全管理、リスクの考え方を体系的に学べる点が特徴です。
※二等でも、条件を満たした体制であれば目視外飛行が可能なケースがあります
(補助者配置など、運用条件が前提となります)。
一等無人航空機操縦士で求められるレベル
一等無人航空機操縦士は、
より高度な判断と責任を伴う飛行を想定した資格です。
代表的な想定業務は以下のとおりです。
・目視外飛行
・第三者上空での飛行
・補助者を置かない運用体制
つまり、
操縦者一人で安全確認と判断を完結させる責任が求められます。
そのため一等では、
操縦技術に加えて
・リスク評価
・中断判断
・飛行計画の設計
まで含めた理解が必要になります。
※一等だから「必ず難しい飛行をしなければならない」という意味ではありません。
あくまで運用上の選択肢が広がる資格です。
現場で感じる一等と二等の違い
実際の点検現場で感じる大きな違いは、
「飛ばせる・飛ばせない」ではありません。
差が出るのは、
異変に気づいたときの判断を誰が担うかという点です。
・続行するか
・中断するか
・飛行方法を変えるか
二等ではチームで判断する場面が多く、
一等では操縦者自身が最終判断を担う場面が増えます。
※これは優劣ではなく、役割の違いです。
どちらを選ぶべきか迷ったときの考え方
資格選びで大切なのは、
「上位資格だから一等」という考え方をしないことです。
・現在の業務内容
・今後想定している運用
・社内での役割分担
これらを整理したうえで、
今の現場に合った資格を選ぶことが重要です。
二等から始め、
経験を積んだうえで一等へ進む。
この流れは、決して遠回りではありません。
SKYWALKERドローンスクールの考え方
SKYWALKERでは、
資格取得そのものよりも
「現場でどう使うか」を重視しています。
そのため、
・二等が適しているケース
・一等が必要になるタイミング
・無理に上位資格を目指さない判断
こうした点も含めて、
受講前にしっかり整理することを大切にしています。
まとめ
一等と二等の違いは、
難易度の差ではなく
「責任の持ち方」と「判断の範囲」の違いです。
ドローンを仕事として安全に使い続けるためには、
自分の立場や現場に合った資格選びが欠かせません。
焦らず、現実的に考えることが、
長く信頼されるドローン運用につながります。

