2025.12.22
ドローン点検でヒヤリハットが起きる共通パターン
【ヒヤリハットは事故の一歩手前】
点検現場で見逃してはいけない危険信号
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ドローン点検の現場では、「あと少しで接触していた」「操作が一瞬遅れてヒヤッとした」といった
ヒヤリハットが日常的に発生します。事故には至っていないため、つい「問題なかった」と感じてしまいがちですが、
実際には条件が少し違っていれば重大事故につながっていたケースがほとんどです。
ヒヤリハットとは、偶然回避できただけの事故の予兆です。
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【なぜヒヤリハットは繰り返されるのか】
最大の原因は、危険を十分に想定しないまま飛行してしまうことです。
操作に慣れてくると「この程度なら問題ない」「今まで大丈夫だった」という判断が増え、
リスクへの感度が下がって小さな異変への気づきが遅れてしまいます。
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【ヒヤリハットが起きやすい4つの場面】
① 操作に慣れてきたタイミング
ヒヤリハットは初心者よりも、経験が少し積み重なった段階で起こりやすくなります。
操作への自信が油断に変わり、安全意識が無意識のうちに低下するためです。
② 撮影画面に集中しすぎてしまう
点検ではクラックや異常箇所を見逃さないようモニター画面への集中度が高まります。
その一方で、機体と構造物の距離感や周囲の障害物への注意が薄れ、接触寸前になるケースが多く発生します。
③ 建物周辺の風を軽視してしまう
建物付近では風向きや風の強さが突然変化します。特に屋根の端や壁の角では乱流が発生しやすく、
「さっきまで安定していた」という感覚に引きずられると、対応が遅れて機体が流されるリスクが高まります。
④ 飛行を中断する判断が遅れる
ヒヤリハットが起きた直後でも「あと少しで終わる」「ここまで来たから続けたい」と飛行を継続してしまうことがあります。
この判断こそが、次の事故を引き起こす大きな要因になります。
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【ここまでの要点】
・ヒヤリハットは事故の一歩手前
・慣れと集中が安全意識を下げる
・環境変化は突然起こる
・中断判断の遅れが事故につながる
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【ヒヤリハットを減らせる操縦者の共通点】
安全に点検を行っている操縦者は、ヒヤリハットを「運が悪かった」で終わらせません。
「なぜ起きたのか」「どの判断が遅れたのか」「次はどう防ぐのか」を必ず振り返り、
事故に発展する前にリスクを断ち切っています。
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【SKYWALKERスクールで学ぶ実践的ヒヤリハット対策】
SKYWALKERスクールでは、実際の点検現場で起こりやすいヒヤリハット事例をもとに、
判断ミスが起きるポイント、危険を察知する視点、飛行を中断すべきタイミングを座学だけでなく現場形式で学びます。
ドローン点検を仕事として続けるために重要なのは、飛ばせることではなく、事故の一歩手前で迷わず止まれる判断力です。
SKYWALKERドローンスクール名古屋校
愛知県名古屋市緑区大高町元屋敷4-6

