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2026.06.23

義務化された「飛行日誌」とは?法的ルールから現場での具体的な書き方まで解説

ドローンをビジネスや日々の業務で飛ばすようになると、避けて通れないのが「飛行日誌(ひこうにっし)」の作成です。

「飛行日誌って、毎回絶対に書かなきゃいけないの?」 「具体的に何をどこまで記録すればいいの?」

そんな疑問をお持ちの方に向けて、今回は飛行日誌の法的なルールや免除されるケース、そして現場で迷わず書ける具体的な項目と注意点を分かりやすく解説します。

そもそも「飛行日誌」ってなに?なぜ義務化されたの?

飛行日誌とは、一言でいうと「ドローンの運行・メンテナンス記録簿(自動車の車検や整備ノートのようなもの)」です。

2022年12月の航空法改正に伴い、航空局の許可・承認が必要な飛行(特定飛行)を行う際は、飛行日誌の作成と携帯が完全に義務化されました。

もし義務化されている飛行であるにもかかわらず、日誌をつけていなかったり、虚偽の記載をしていたりした場合は、10万円以下の罰金が科される可能性があるため、非常に重要な手続きです。

すべての飛行で書かなきゃダメ?「免除」されるケースは?

結論から言うと、「特定飛行(国の許可・承認が必要な飛行)」を行う場合は、100g以上のすべてのドローンで作成が必要です。

逆に、以下のようなケースでは飛行日誌の作成が免除されます。

  • 完全に屋内(室内や網で囲まれた練習場など)で飛ばす場合

  • 航空法対象外の飛行(日中・目視内・30m以上の距離確保など、国の許可が不要なフライト)

ビジネスでよく行う「DID地区(人口集中地区)でのフライト」や「夜間飛行」「目視外飛行」などはすべて作成義務があります。

「天候に左右されない屋内の練習場」などで練習する分には、飛行日誌の法的な記載義務を気にせず、操縦のスキルアップに集中することができます。

💡 ここが肝心!飛行当日に「記録する3つのノート」

飛行日誌は、ただ「何時に飛ばした」と書くだけでは不十分です。国土交通省のガイドラインでは、以下の3つの記録を作成することが定められています。ここが一番複雑な部分なので、図解でスッキリ整理しましょう。

飛行日誌を構成する「3つの記録」

① 飛行記録(フライトの度につける)

実際にドローンを飛ばしたフライトごとの詳細(日時・場所・操縦者・目的・飛行時間・トラブルの有無など)を記録します。

② 日常点検記録(飛行する日ごとにつける)

その日、ドローンを安全に飛ばせる状態かどうかを確認した記録です。飛行前のプロペラやGPSのチェック、飛行後のモーター発熱の確認などが含まれます。

③ 点検整備記録(定期点検やトラブル時につける)

20時間飛行ごとなどの定期点検の実施や、プロペラなどの消耗品を交換した、機体のメンテナンスの歴史を記録するノートです。

現場での運用の流れと注意点

「事前準備」から「飛行後」まで、現場でつまずかないための具体的な運用の流れは以下の通りです。

当日の飛行日誌作成の流れ

STEP 1【フライト前】:現地に到着後、日常点検チェックリストを確認 ➔ 「異常なし」を記録

STEP 2【フライト中】:安全第一でフライト(複数の時はフライトごとの時間をメモ)

STEP 3【フライト後】:忘れないうちに「飛行記録(離着陸の時間・分数)」を記入 ➔ 飛行後点検

1. 飛行前の「日常点検」を現場で実施

現地に到着し、機体を組み立てたら、まずは日常点検のチェックリストに沿って機体を確認します。すべて問題がなければ、点検記録に「異常なし」と記載(またはアプリでチェック)します。

2. 飛行終了後、忘れないうちに「飛行記録」を記入

フライトが終わったら、記憶が鮮明なうちに「離陸時間」「着陸時間」「飛行時間」を記録します。現場でペーパーレスかつスピーディーに記録できるスマホの飛行日誌アプリを使うのが、今のドローンビジネスでは主流であり圧倒的におすすめです。

  • 現場での注意点(携帯義務): 飛行日誌は、飛行現場に「携帯(すぐに確認できる状態に)」していなければなりません。紙ならカバンに入れて持ち歩き、アプリならスマホの画面ですぐに提示できるようにしておきましょう。

まとめ:安全なドローン運用の第一歩は「日誌」から

飛行日誌の作成は、最初は「毎回書くのが面倒だな…」と感じるかもしれません。しかし、万が一のトラブルの際に適切な運用をしていた証明になるだけでなく、機体の寿命やメンテナンス時期を把握するためのドローンパイロットにとって命綱とも言える大切なツールです。

当スクールでは、単にドローンの操縦技術を教えるだけでなく、こうした「飛行日誌の具体的な書き方」や「現場で使えるチェックリストの運用法」など、卒業後すぐにプロとして現場で困らないための生きた実務知識も徹底的にサポートしています。

「ルールや書類関係をしっかりマスターして、自信を持ってドローンを仕事に活かしたい!」という方は、ぜひお気軽に当スクールの無料体験会へお越しください!


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