2026.03.13
一等無人航空機操縦士とは?二等との違い・試験内容・費用・取得方法
一等無人航空機操縦士とは?二等との違いを解説
ドローンの国家資格には
・一等無人航空機操縦士
・二等無人航空機操縦士
の2種類があります。
どちらも航空法に基づく「無人航空機操縦者技能証明」という国家資格ですが、飛行できるレベルや運用できる業務内容に違いがあります。
まずは、両資格の違いを整理してみましょう。
一等無人航空機操縦士と二等無人航空機操縦士の違い
最も大きな違いは、レベル4飛行が可能かどうかです。
| 資格 | 飛行レベル | 特徴 |
|---|---|---|
| 一等無人航空機操縦士 | レベル4 | 有人地帯での目視外飛行が可能 |
| 二等無人航空機操縦士 | レベル3まで | 一般的なドローン業務 |
レベル4飛行とは
第三者の上空を補助者なしで目視外飛行する運用のことを指し、この飛行は主に次の分野で利用されます。
・ドローン物流
・都市部のインフラ点検
・災害時の調査
・都市部での空撮
一方で、二等資格は
・屋根点検
・外壁調査
・太陽光パネル点検
・測量
・空撮
など、多くのドローン業務で利用されています。
ドローン飛行レベルとは
ドローンの飛行は、リスクレベルに応じて4段階に分類されています。
レベル1
目視内での手動操縦
レベル2
目視内での自動飛行
レベル3
無人地帯での目視外飛行
レベル4
有人地帯での目視外飛行
レベル4飛行は、人がいるエリアでの目視外飛行となるため、安全管理体制や機体の性能など厳しい条件が求められます。
そのため、操縦者には高度な知識と技術が必要となり一等無人航空機操縦士の資格が必要になります。
一等無人航空機操縦士の試験内容
国家資格を取得するためには、次の試験に合格する必要があります。
学科試験
主な出題内容
・航空法
・小型無人機等飛行禁止法
・電波法
・無人航空機の構造
・気象
・運航管理
・安全管理
ドローンを安全に運用するための法律や知識が出題され、試験はCBT方式(コンピューター試験)で実施されます。
実地試験
実技試験では、操縦技術や安全確認能力が評価されます。
主な試験内容
・ホバリング
・スクエア飛行
・8の字飛行
・緊急時対応
・安全確認
登録講習機関で講習を修了した場合は、実地試験が免除される場合があります。
一等無人航空機操縦士の取得方法
資格取得までの一般的な流れは次の通りです。
①技能証明申請者番号を取得
②登録講習機関に申し込み
③学科講習を受講
④実地講習を受講
⑤修了審査を受験
⑥学科試験を受験
⑦技能証明を申請
登録講習機関で講習を受講することで、実地試験が免除されるケースが多くなります。
一等無人航空機操縦士の講習日数
講習日数は、受講者の経験によって異なります。
経験者コース
講習期間
約2日
すでにドローンの操縦経験がある方を対象とした講習です。
講習では
・実技訓練
・修了審査対策
・国家試験対策
などを行います。
一等無人航空機操縦士の費用
講習費用はスクールによって異なりますが、一般的には次のような費用となります。
経験者コース
約30万円〜40万円程度
SKYWALKERドローンスクール名古屋校では
講習費用
36万1600円(税込)
となっています。
講習には
・学科講習
・実技講習
・修了審査
などが含まれています。
講習内容の詳細はスクールページをご確認ください。
https://www.sky-walker-drone.com/school/
一等無人航空機操縦士の難易度
一等資格は、二等資格と比較して難易度が高い資格です。
理由として
・飛行技術の精度が求められる
・安全管理能力が必要
・高度な運用を想定している
などがあります。そのため、実務経験のある操縦者が取得するケースが多くなっています。
一等無人航空機操縦士はどんな人に必要?
一等資格は次のような業務で活用されます。
・ドローン物流
・都市部のインフラ点検
・警備
・災害調査
・将来的なドローン配送
ドローン産業の拡大に伴い、今後さらに重要性が高まる資格とされています。
まとめ
一等無人航空機操縦士は、ドローン国家資格の中でも最も高度な資格です。二等資格との大きな違いはレベル4飛行に対応している点です。
都市部でのドローン物流など高度なドローン活用を行う場合には一等資格が必要になります。
ドローン業界の発展とともに今後さらに注目される資格といえるでしょう。
SKYWALKERドローンスクール名古屋校
愛知県名古屋市緑区大高町元屋敷4-6

