2024.11.02
目視外スクエア飛行における飛行のコツ(二等)
こんにちは、SKYWALKERドローンスクールのスタッフAです!
二等国家資格の基本科目の修了審査合格後から受講が可能になる限定解除。
その内の目視内限定解除を行うことで、目視外飛行の訓練を修了しているものとしての証明も付与されます。
その中の実技操縦の科目の一つ、スクエア飛行に関して今回はお話ししていきます。
【試験要項】
・GNSS、ビジョンセンサー等の水平方向の位置安定機能はONのまま飛行
・制限時間は9分
・受講者は機体から背を向けてドローンの操縦をする
まとめるとこのような条件で飛行をさせ、試験員の指示する目標地点へ長方形を描いて進行する科目です。
参照:二等無人航空機操縦士実地試験実施細則 回転翼航空機(マルチローター)
この試験は、ドローン主観の画面映像のみで飛行させるため、スティック操作も常に一定方向の指示のみで行えます。
目視で操縦していた時のような前後左右が入れ替わるのようなことがないため、感覚的には少し楽に感じる方が多いです。
目標地点に向かうにあたって、ドローンとカメラを同時に操作しながら行うため、カメラチルトの操作に慣れる必要があります。
【操縦のコツ】
1.進行方向へ機体を向けます
2.カメラフォーカスを目標地点に合わせます
3.ゆっくりと前進します
4.目標地点に近づきつつカメラチルトを下に向けていきます
5.<重要>目標到達少し前にカメラチルトは真下に向けます
6.目標到達地点手前で減速しながら停止
安全確認の点呼をしながら、この1~6の動作を繰り返します。
ここで重要なのは5の『目標到達前にカメラチルトは真下に向ける』です。
これは受講される方のほとんどが、カメラ操作に慣れておらず、目標到達地点ギリギリまでカメラ操作を混入してしまい、ブレーキ動作でふふらつきによる減点や、その後の位置修正などで不円滑による減点をとられがちだからです。
そのため目標到達するまでにスティック操作のみの場面を作り出すことが重要です。
これから二等国家資格の受講を検討されている方で、この記事をもし見られている方いましたら、こちら是非参考にしてください。
弊社では、国家資格取得にあたってこのようなアドバイスなどを交えた講習と試験を行っております。
こちらもご興味ある方は、是非お問い合わせください。
SKYWALKERドローンスクール名古屋校
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