2025.01.27
今後のドローン民間資格の意義
こんにちは、SKYWALKERドローンスクールのスタッフAです!
今回はドローン民間資格の今後についてお話ししていきたいと思います。
現在、ドローンの資格といえば一等及び二等無人航空機操縦者技能証明という、いわゆるドローン国家資格が主流となっています。
民間資格はこの国家資格制度ができる以前に、ドローン資格の主流として存在していました。
民間資格の主な役割としては、以下のものがあげられます。
・国土交通省への飛行許可申請時に一部の手続きが簡略化できる
・ドローンに関する技能、知識を保持していることの証明
・講習機関での受講等にあたり経験者としての証明として使用できる
・民間資格発行団体ごとに特典などがあればそれを受けることができる
これらは国家資格でも同様です。
民間資格発行団体ごとの特典としては、『無料セミナーなどの定期イベントに参加できる』『施設を無料開放して使い放題』『年会費の中に保険費用も入っており保険が受けられる』などが見られます。
国家資格と比較して見る際に、この特典は意外な差別点となるので、これから国家資格を受講される方は検討材料としてみていただくと良いかと思います。
それでは今後、この民間資格の扱いがどうなるかということもお話ししていきます。
大きな変更点は、国家資格への飛行許可申請に関してです。
これまでは民間資格技能証明をアップロードして、講習団体の番号を入力することで申請の一部が簡略化されていましたが、2025年12月4日を最後にその効力がなくなります。
つまり2025年12月5日からは民間資格技能証明を申請に使用できなくなるということです。
そのため、効力としては技能知識の証明、経験者としての証明、特典を受ける資格のみとなります。
そのため全体的な流れとして、民間資格から国家資格へ移行することが推奨されているのです。
今後、国家資格がメインとなることは間違いないですが、民間資格をプラスで保有していることで技能知識の証明の権威性を高めることなど、使い方次第でまだまだ民間資格も意義があると思います。
これからドローン資格取得を考えられている方は、是非これらを参考に検討してもらえればと思います。
SKYWALKERドローンスクールでは、ドローン国家資格の講習及び修了審査を行っております。
気になる方、興味のある方はまずはお問い合わせください。
SKYWALKERドローンスクール名古屋校
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